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研究

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闘病記研究会の概要

闘病記研究会は、闘病記を取り巻く様々な人が一同に集い、
立場や分野に関係なく闘病記の意義や活用等をオープンに話し合う場です。
会員制ではなく、フォーラムやシンポジウムの形式でどなたでも参加できる研究会です。
闘病記の著者・読者・研究者・実践者、そして闘病記に関心を持つ方々が一同に集まり、「闘病記とは何かを探る」場として開催しています。従来、文学などのジャンル「手記」として読まれてきた闘病記。この闘病記研究会は、闘病記を多角的な視点から光をあて、闘病記の持つ力を探る試みです。
闘病記はこの数年、飛躍的に出版点数が増加し、書籍としての闘病記のみならず、インターネット上のブログなど様々な形態を通して患者・家族・市民に役立ち始めています。

闘病記は従来、患者の主観的な記述が多く、図書館でも「手記」と分類され、医療に役立つ資源・資料であるという一般的な認識はありませんでした。
むしろドラマや映画で過剰演出がみられる「お涙頂戴もの」の印象が強く、先端的医学や治療法という華々しさとは両極端をなす形で、医学的な記述を信用しないほうがよい「読み物」に位置付けられていたのかもしれません。

この「闘病記」が患者さんに役立つという転換点、潜在力とはいったい何物で、一体いつ頃から表面に現れてきたのでしょう。闘病記を通じて、共感や癒しをもらう例は多く見られるのに、今まで「闘病記」そのものについての研究はほとんど見当たりませんでした。2004年当時は「闘病記の研究者」という人が少なく、文献探しに苦労したことを思い出します。

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ところが、最近は同病者を励まし、病気と生活の全体像を知る情報としてだけでなく、医学・看護学教育にも活用されています。潜在的な闘病記が持つ力を多くの方の視点で、少しでも解明してみよう。そのような気持ちが本研究会開催のきっかけとなりました。多くの闘病記に関する知見を参加者・講師の皆様で交換できれば幸いです。
なお、本研究会開催にあたって、便宜的に「闘病記研究会」という名称を付けさせていただいています。
しかし「研究会」という堅いものではなく、闘病記を取り巻く様々な人が一同に集い、立場や分野に関係なく闘病記の意義や活用等をオープンに話し合う場にしたいと考えています。

闘病記を読む人、書く人、研究する人、出版する人、中継する人が今まで一緒の場で、「闘病記」そのものについて話す場は中々ありませんでした。

闘病記研究会は、どこの団体に所属しているわけでもありませんので、お互いの視点や立場を尊重し、皆様で進めていきたいと思います。
闘病記研究会は、文部科学省科学研究費、厚生労働科学研究費補助金等により開催させていただいております。研究代表者はじめ関係者の皆様に感謝申し上げます。

闘病記研究会実行委員会

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